ローコスト注文住宅のデメリット

ローコスト注文住宅のデメリット 予算は少ないけれど注文住宅を建てたいと考える場合、ローコスト注文住宅を選択することができます。
しかしながら、このタイプの住まいにはデメリットがあることも知っておくべきです。
費用が少なくて済むということは、高い住宅よりも狭い、デザインにこだわれない可能性が高いと言えます。
これらは目に見えやすい部分ですが、建材の質がそれほど良くない、性能が悪いという目に見えない部分に影響を与えることも多いです。
せっかく注文住宅を建てても、理想を反映することができなかったり、安全性や機能性が低ければ不満を抱く可能性があります。
耐震性などの重要な項目が低いレベルであると、家族の安全をしっかりと守ることができません。
予算の関係で安く済ませようと考える人は少なくないですし、近頃はローコストで建てられることを売りにしている施工会社も増えていますが、このようなデメリットがあることを理解してから選択するようにしてください。

注文住宅の完成後から施主に引き渡されるまでの流れを知ろう

注文住宅の完成後から施主に引き渡されるまでの流れを知ろう 注文住宅が完成した後、まず行われるのは建物の工事を手掛けた会社による検査です。
ここで瑕疵が見つかれば、すぐに施行業者側の責任で補修工事が行われます。
自社検査終了後は施主本人の立ち会いのもとで行われる完成検査があり、ここで問題ないことが確認されれば注文住宅の引き渡しへと進みます。
引き渡しの当日は、必要書類を金融機関や司法書士に預けて残代金の決済を行い、全て終われば鍵と重要書類が施主に渡され、いつでも引っ越しができる状態になります。
施主立ち会いの検査では近年、設計や施工に全くタッチしていない第三者の専門家も立ち会わせるケース(ホームインスペクション)が増えてきています。
注文住宅には瑕疵が無いようにしたいものですが、土木建築に関する知識に乏しい施主が敷地や建物の瑕疵を見つけるのは難しいことです。
しかし、第三者の専門家を立ち会わせれば、専門知識に基づいて客観的な目線で建物の問題点を見つけ出し、どう補修すべきかも建築業者に提案してもらえます。