注文住宅が着工したら図面と違う?原因や事前の回避策

注文住宅が着工したら図面と違う?原因や事前の回避策 注文住宅は、施主の思う通りのデザインや機能を形にできることが魅力です。
しかし、いざ着工してみたら、図面と違うことがあります。
その原因は、施工業者が図面通り仕上げる気持ちがはじめからない場合と、工事の途中で変更せざるを得ないことが起きたときに施主の確認の確認を取らずに作業を進めた場合があります。
家の構造が建築基準法に違反するならば、工事の途中でも中止するようにと命令が出されますが、違法とはいえないときには施主と施工業者の話し合いで解決することになります。
そうなると、家の建て直しをすることになるのか、損害賠償請求を行うのかといったことで結論がでるまでには時間がかかってしまいます。
そういう面倒な事態に回避するためには、注文住宅を建てると決めたときに、建築士や建築施工管理技士の資格を持ったスタッフが、何度も検査を行う体制を整えている施工業者を選ぶべきです。
また、それでも心配ならば、セカンドオピニオンとして第三者の設計事務所に検査を頼めば、いい加減な工事が行われることはありません。

注文住宅購入時に希望を伝えるときに拘るべきこと

注文住宅購入時に希望を伝えるときに拘るべきこと 注文住宅の購入にあたっては、そこに住む家族みんなの希望を詰め込みたいと思うのは当然です。
そのため、その際には実際にプランを考える当事者である設計士と直接話す機会を設けるのがおすすめです。
なお、多くの住宅会社はプランニングする前に依頼者の希望を聞き取る時間を設けます。
このヒアリングやインタビューと呼ばれるこの工程を、住宅会社によっては営業担当者が行う場合がある点には注意が必要です。
その場合、その内容は設計担当者に人を介して伝わることになります。
もちろん、そのような手順を踏んでもきちんとその内容が伝わる場合が多いです。
でも、このような工程の進め方は、直接やり取りした場合より伝言ゲームのように誤解が生まれる原因になりえます。
そのような事態を回避するためにも、人生において最大と言っても過言ではない注文住宅の購入にあたっては可能な限り設計担当者と直接やり取りすることに拘りぬくのがおすすめです。
これにより、理想のマイホーム購入を確実なものにしていきましょう。